


次なる妊活パイセンは、アメリカのニューヨークから、テキスタイルデザイナーのバネッサさん(32)。妊活を始めたのは28歳ですが、流産などを経験し、さまざまな努力の末、第1子を授かりました。
バネッサさんこんにちは! アメリカの妊活について聞かせてください。
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ハロー! もちろんいいですよ。
お子さんは今2歳ですよね。そうすると、30歳の時に出産を?
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ええ、息子を授かったのは30歳です。でもじつは、28歳の時に1度流産していて。その時は10ヵ月ほど妊活した末の妊娠だったのだけど。とてもショックでした。
それはつらい思いをされましたね…。その後、息子さんを授かるまではどうでしたか?
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その後3、4ヵ月は妊活も休んでいましたが、ほどなくして妊娠することができました。でも、2回目の時は第4週まで妊娠を周囲に言うのは控えていましたね。最初の時は嬉しくてかなり初期から言っていたのだけど。
なるほど。1回目と2回目、合わせて1年半ほどの妊活期間ですが、その間はどんなことに気をつけていましたか?
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妊娠前は週3回ジムに通ってエクササイズをしていました。太り過ぎはいけないと聞いていて。でも、妊娠後は週1〜2回に控えて、安定してからは3回に戻しました。ニューヨーカーはみんなジムに通っています!
さすがですね! 運動の他に食事とかはどうしていましたか?
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以前から健康的な食事を心がけていたから、妊活のためというわけではないけど、野菜や果物はオーガニック!あとはサーモンやタラなどの魚介を使って地中海風の料理をよくしていました。

まさにニューヨーカーなイメージです!
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お酒やカフェインはやめて、ローズマリーのお茶も飲んでましたね。あとはサプリメントも活用してしていました。

サプリメントですか。どんな種類のものですか?
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ビタミンやローヤルゼリーのサプリメント、オメガ3-脂肪酸が豊富なフィッシュオイルを摂るようにしましたね。
なるほど。旦那さんも何か取り組んでいたことはありますか?
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夫は乳酸菌を毎日摂るようにしていました。それから、私は基礎体温をつけていたのだけど、排卵日とおぼしき日にはストレートに伝え、彼も協力してくれました。
それは素晴らしい。日本ではちょっと照れてしまう夫婦もいるようです。
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え、初めて聞いたわ!文化が違うとそういうこともあるのね。
ちなみに基礎体温をつけていたとのことですが、排卵日予測検査薬は知っていますか?
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はい。アメリカでもとっても有名です。ドラッグストアの棚に置いてあって、すぐに買えるわ。産婦人科ですすめられることもあるみたい。
2回目の妊娠にたどり着くまでに、とくに気をつけたことはありますか?
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流産した後は、原因を調べに夫と病院へ行きました。そしたら、私は遺伝的に血がつまりやすく、流産しやすい体質だということがわかって。夫のベンもまだ28歳だったけど、精子の数が少ないことも判明して。
そうだったのですね。どのように改善していったのですか?
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今まで通り健康的な生活をつづけ、産婦人科で体質を改善する薬を処方されたので、毎日飲んでいました。
たくさん努力をされたのですね。もっと、こんなサポートがあったらよかった、というようなものはありますか?
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ほしいのは、女性同士でオープンに妊活を話し合える場所。私は28歳だったけど、当たり前のように妊娠できると思っていたし、友人もみんな無知だったと思う。もっと若いうちに妊活の知識を教えてもらえる場所があれば、これからの若い女性たちの大きな助けになると思うの。
意外ですね。アメリカはオープンに話し合える文化なのかと。
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そうでもないのよ。きっと悩んでいる人はたくさんいるんだろうけどね。
そうですよね。それは世界中同じかもしれません。ところで、アメリカならではの妊娠にまつわるジンクスなどはありますか?
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どこから来たものかはわからないのだけど、昔から生まれる前の子どもの物は、家に入れてはいけないという迷信があるの。悪いことが子どもに起こるって。子ども服やベッドも、親や友達の家に置かせてもらったりするみたい。私はしなかったけどね(笑)。

不思議な迷信ですね!日本にもいろいろありますが、聞いたことがなかったです。それでは最後に、日本で妊活をしている女性たちにメッセージをお願いします!
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排卵日を伝えにくいっていう話が印象に残っているのだけど、もし言葉で言えないのだったら、ムードで伝えるのも大事かもしれません。セクシーな下着や音楽で盛り上げるのもいいんじゃないかな。タイミングはとってもとっても大事だから!
ありがとうございます!とても素敵なアドバイス!